OUSE no KAZE
「逢瀬の風は共創型のマルシェイベントです」
《逢瀬の風》は、地域の人間が共に考え、共に創り上げる共創型のマルシェイベントです。
どうすれば来場者に喜びと癒しを提供できるのか
どうすれば理想のマルシェを創れるのか
自分たちは地域のこれからの為に何が出来るのだろうか
関係者全員がこのテーマに真剣に向き合い、共に悩み、成長できる場として
果ては来場者をも巻き込んだ《みんなで創造する癒しのマーケット》を目指しています。
街の小さなレストランから雑貨店、地元の農家さんまで
「こんな料理を作ってみたかった」
「こんな売り方してみたかった」
「この美味しい野菜を皆に知ってほしかった」
それぞれの想いを胸に
2021年夏、ふくしま逢瀬ワイナリーを舞台に
郡山市の新たな文化が、ここ逢瀬町からスタートします。
【なぜ逢瀬町なのか】~現在の逢瀬町と郡山市の状況~
郡山市西部に位置する逢瀬町は、古くは安積疎水の灌漑を機として、豊かな水源と自然に恵まれた農業が盛んな地域です。現在においてもその風光明媚な姿は変わる事無く受け継がれ、『郡山自然の家』などの教養施設や『逢瀬公園』、『高篠山森林公園』、『浄土松公園』などの環境を活かした施設が多く点在する郡山市民の癒しの地となっています。しかしながら、同町においても過疎化と少子高齢化の流れは著しく、1960年から2020年までの60年で人口は約半分にまで減少しました。
昨年、突如として発生し、今に至るまで解決の兆しを見せない新型コロナウイルスによる新型感染症の世界的流行は、ここ郡山の地にも甚大なる影響を及ぼしています。人口が密集する都市部では屋内施設でクラスターが発生し、人が密集する祭事は軒並み中止か縮小。商店や飲食店は時短営業や密状態を防ぐ対策を強いられました。そういった市民の努力の甲斐あって現在に至るまで壊滅的な状況こそ回避してはいますが、一年以上もの期間我慢の生活を続けてきた心的ストレスは決して小さいものではなく、時代は皆が《コロナが在りながら生きる》という新しいライフスタイルを前向きに考え始める段階に来ています。
市民が安心して集い、心からリラックス・リフレッシュ出来る空間は何処にあるのか。その答えは街の中心地ではなく、郊外にあります。ここ逢瀬の地から始まる新しい試みは、郡山の新たなトレンドとなる可能性に満ちています。